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のんびり気ままに、安らぎも忘れずに。
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以前決めた大筋だけで、ロクに細部も練りこまずに続けます。
当面の目標は……ええと、困った。(おい)

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ここしばらく、今週末の私大対策講座のテキスト作りに追われてます。
やれどもやれども終わらねえ……気合い入れて真面目に作りすぎてるのは自覚済みです。
もうちょっと、口で言ってる程度には手を抜きたい……くそう。

そんなわけで命の洗濯がてら、思いつきで文章を書き散らします。
ちなみに昨年7月10日の日記の続きです。
……って、そんな書いた本人も忘れかけてたネタの続きを今更書くのか、私。

以下、書き物。
季節の変わり目は何かと忙しい。

両手に抱えた紙袋には金槌、鋸、ベニヤ板に5寸釘。
それから、煙草が2カートン。
鼻歌混じりに階段を上がり、入り口のドアに手を掛けたところで、中から聞こえてきた声に、私は動きを止めた。
「ですから何度も言っているじゃありませんの!」
……やれやれ、またか。
溜息まじりにドアを開けると、中にいた連中の視線が一斉に私に向けられた。
「なーにーをやってるんだ、お前達。」
「燈子さん!」
シフォン生地を重ねたワンピースの裾がふわりと揺れる。仁王立ちのまま振り向いたのは、小柄な少女だ。
透き通った白い肌。色素の薄い栗色の髪は緩く波打ちながら腰まで伸びている。十人が見れば十人ともが「人形のような」と形容すること請け合いの整った造作。乙女チックな服装とも相まって、まるでおとぎ話から抜け出してきたかのような美少女である。
――ただし、黙っていれば。という注意書きが必要だが。
「何を怒ってる、綾。」
私の言葉に、彼女――桐邑綾華は形のよい眉を怒らせる。
「聞いて下さいまし!永津子さんが、また床を踏み抜きましたの!」
「いや、だから仕方ないじゃん。」
「永津子さんは黙ってて下さいまし!」
綾華を挟んだ向こう側で頭を掻くのは、木島永津子。無造作に切ったショートボブ、白のタンクトップにショートパンツ。高校時代、陸上部で鍛えたという身体は均整が取れているが、大雑把な性格と上背の高さから、男に間違われることの方が多い。
「……まあ、季節の変わり目だからな。」
「でしょー?あたしもそう言ったんだけどさあ。」
「あんたはもうちょっと静かに歩きな。」
「ほら、ごらんなさい。」
「あんたもすぐに怒るんじゃない。」
喧嘩は常に両成敗。これが集団生活を平和に維持するコツだ。
「とりあえず、そこ直すから手伝いな。」
「さすが燈子さん。先見の明ありってね。」
「おだてる暇があるなら、さっさと寸法測りな。」
手にした買い物袋を下ろしながら指示を出す。

かくも、季節の変わり目は忙しい。

それもここ、英藍女子大学生寮では特に。


とりあえず、新ネタのプロトタイプ。
これ以上シリーズ増やす気はないんですが、覚えてる間にキャラクターを掴んでおかないと忘れるもので……。
酔ってます。
なので、心の赴くままに文章を書き流します。
ちなみに、アンケートは今週いっぱいで締め切ります。まだの方は是非。
現時点では、各ジャンルの特別小説が優勢です。
このまま企画が決定したら、小説のジャンルというか傾向について、また1週間くらい簡易アンケート実施するかもです。

命の灯で馬鹿みたいに甘い小説を書いてみたいと思う反面、恥ずかしすぎて書けない私がいます。なんだか、自分の子どものラブシーンを覗いてるような感覚。恥ずかしい(笑)
オリジの中では、笠井さんと成川君が意外に甘くなるんですよね。あそこにはそういう関係は設定してないのに。何故(苦笑)
ストーリーを考えて、結果、ここまで異世界だと普通にオリジナルで書いた方がいいことに気付いてみました。
でも、キャラクター考える時間がないので、とりあえずこのまま突っ走ります(苦笑)
プロトタイプ版ということで(適当)

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